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◆ 02・48話雑感 永遠の連鎖? ◆


※お戻りは左のメニューの「その他」から・・・

正直、デジアドでここまで切ない話は予期していなかったです。 ゼロツ23話で賢ちゃんにはまった自分としては、賢ちゃんも見てて非常に切ないのですが、それ以上に及川さんとケニ・マミさんが切なくて・・・ 

というわけで、48話を見て思ったこと・感じたことをとりとめもなく書いてみたいと思います。
(上手く文章がまとまらないので、『北の国から』のあの男の子の口調で読んでやって下さいまし(汗))


実をいうと、改心後最近までの賢ちゃんを見てると、ちょっともどかしいところがあったんですが、それは、賢ちゃんが、自分がカイザーになった原因を他者に押し付けすぎてるかな?と思われる言い回しが多かったからで・・・ 

確かに、治兄さんの事故死で心に隙の出来たところに、それにつけこむメールが来て、それに誘われて、心の隙間を埋めるべくデジヴァイスを闇に染め、心を闇に染めていった訳だけれど、それだって、元を正せば心に隙を作ってしまった時点で酷な言い方をすれば自分の責任であって、“自分が選ばれた”のは確率の問題かもしれないけれど、そもそも可能性が0%であれば、闇に染まりようがないわけで・・・

って、長々と何がいいたかったのかというと、賢ちゃんは、結局は自分自身が原因でカイザーになった訳で、それを「どうして僕でなければならなかったんだ?」というのは、ちょっと責任転嫁しすぎかな?と思っていたのだけれど・・・

(賢ちゃんの視点でしか判断のしようはないけれど)いくら同情の余地があるとはいえ、賢ちゃんは自分の心の中に隙を作ってしまったことにはかわりがなくて、そのせいで、賢ちゃんは、取り返しのつかないことをしてしまった訳で、それがいかに取り返しのつかないことだったか?ということは、実際にしてしまうまで自分では気付かない訳で・・・ 気付いた時には一生消すことのできない罪悪感を背負うことになる訳で・・・

賢ちゃんは、そのつらさを身をもって知っているにもかかわらず、自分の目の前で、自分を闇に染めた人物によって、多くの子供たちが自分と同じように闇を植え付けられるところを止められなかっただけでなく(44話)、徐々に闇に染まっていく子供たちを説得することも出来ず(47話)、自分とおなじ経験が増殖していくのを見ているしかなかった訳で・・・

それだけでもある意味“連鎖”なのに、実は、自分を闇にいざなった本人である及川自身が、同じように闇に心の隙に付け込まれた訳で・・・ 結局は、闇が、心の隙をつたって連鎖のように繰り返される訳で・・・ 

1度連鎖に組み込まれてしまったら、ただ、同じことが繰り返されていくのを見ることしかできない・・・ これだけでも、充分切ないし(涙) これって、ちょっと極論になりそうだけど「歴史は繰り返す」ってことなのかな?って・・・。 私たちは、その時代時代に過ちを繰り返しているけれど、その過ちひとつひとつを教訓として二度と繰り返さないようにと願いながら、歴史的に見ればやはり同じ過ちを繰り返しているってことは多々ある訳で・・・ 上手くいえないけれど、やっぱ切ないTT

2001.12.17作

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